【かんこうにっき―梅雨はあじさいのお寺で―】

梅雨の晴れ間といってもとっても暑いわ〜

ごきげんよう。
今回は梅雨の晴れ間にあじさいを観にきたの。

あじさいのお寺と呼ばれてる所なので、
観光している人もとても多いのだけれどこの暑さで
あじさいさん達もちょっぴり元気がないみたい…

空や海のように淡い青から深い青に日ごとに変わっていくんだってさ

「こっちのあじさいは青が良く映えそうだな。
じゃあ撮るからこっち向いて。」

「ええ。」

「さっき入り口で見たんだけどさ、ここのお寺のあじさいは
ほとんどが日本古来の『姫あじさい』って品種なんだって。
ここには姫さまがいっぱいいるんだなぁ。」

「ふふ。そうね。」

君はしろ姫さまだな

「淡い青から濃い青に日ごとに濃くなっていくのが
分かるように意図的に青色中心にしてるって
書いてあったけど白いのもいいもんだね。」

「日ごとに変わっていくから移り気とか浮気なんて
花言葉になってしまうのね…」

「でも毎年咲いてるんだから律儀だと思うけど?」

「あらあら、お姫さまだとお花にも優しいのね」

じゃあ半分どうぞ(笑)

ここはお寺を出てすぐのお店でうさぎさんの
お饅頭のお茶屋さんなの。ほかほかのうさぎさんと
いろんな飲み物がセットになっているのよ。

「ねえ、みちる…」

「なぁに?」

「僕さ、アイスコーヒーのセットを頼んだんだけど僕には
そのおだんご付いてないんだよ…」

「あらそうなの?」

「うん。付いてないんだ…」

「私はお饅頭だけで充分だから食べてもらっていいかしら?」

「…じゃあ半分もらっていい?」

「よくってよ」

そんなに欲しいなら「ちょうだい」って可愛く言ってくれればいいのに。うふふ…